EMB
インベッドヒーティングシステム
コンクリートに埋め込める床暖房
EMBはコンクリートに埋設して利用する床暖房です。蓄熱性の高いコンクリートの特性が最大限に活かされます。施工するにはまず設置場所に溝を切り、コンクリートまたはグリ石を突き固めます。そこに断熱材とEMBを設置して、仕上げにモルタル(コンクリート)を敷けば完成です。
駐車場や玄関ポーチにEMBを導入すれば、面倒な雪かきが不要になります。さらに、一度とけた雪がまた凍ってツルツルになっていた!という危険な状況も事前に回避。タイマー機能を活用すれば、雪の降る朝の日課だった雪かきや雪おろしから開放されて、夜も安心してぐっすり眠れます。
タイル仕上げの浴室にEMBを導入すれば、洗い場の床もポカポカに。足の裏に感じていたタイルの冷たさを感じずに済みます。急な温度変化で起きるヒートショックの対策としても有効です。また、天然石仕上げの床にも対応しているため、ビルのエントランスや待合室にも導入できます。
EMBの生まれ故郷である米国では、すでに20年以上の導入実績があります。住宅の車庫や玄関への通路の他にも、スキー場のリフト乗り場などでも活躍中です。日本でも、住宅以外に介護施設や工場、ユニークなところでは動物園のトラ舎など、さまざまな活用シーンが広がっています。